請求時レートとは

root ipクラウドでは、現地代理人からの請求書を登録し送金管理をするとともに、合算請求書を作成しクライアントへの請求分とすることができます。
詳細は「内外の請求書を作成する(現地代理人の請求分と合わせた合算請求書を作成する)」をご参照ください。

現地代理人の請求分は以下のように仮明細の「送金」テーブルに登録します。
「請求時レート」が日本円に換算され、合算請求書作成時にクライアントへの請求分となります。

現地代理人からの請求時点のレートでクライアントに請求する場合

現地代理人からの請求時点のレートでクライアントに請求する場合は、「請求時レート」には現地代理人からの請求時点のレートを入力ください。
通貨は現地代理人マスタの通貨が自動的に入力されます。

現地代理人への送金時点のレートでクライアントに請求する場合

現地代理人への送金時点のレートでクライアントに請求する場合は、送金レートは確定していませんので、例えば「請求時レート」は「1」など分かりやすい仮のレートをご入力ください。
送金時のレートが確定した後、以下の手順で送金データのレート(請求時レート)を一括で変更することができます。

送金データのレート(請求時レート)を一括で変更する

請求書未発行の送金データのレートを一括で変更できます。レート変更に合わせ対応する仮明細の金額も自動計算されます。
送金処理の送金時レートと請求時レートは連動していませんので、「送金レート変更」メニューで変更します。

  1. 「メニューバー>請求書>送金レート変更」をクリックします。
  2. 請求書未発行の送金データが表示されます。
  3. 検索条件を指定して絞り込みます。
    この先の画面で個別に選択または除外することもできます。
  4. リストの上の「送金レート」ボタンをクリックします。
  5. 「送金レート変更」セクションが追加表示されますので、「レート日」と「通貨レート」を設定します。
    「通貨レート」はデフォルトでは「1」になっています。送金処理が先行する場合は「送金時レート」を参照してください。
  6. リストのうち、処理を行う送金データにチェックします。「全選択」ボタンで全てにチェックをすることもできます。
  7. 「選択対象を一括登録」(または送金データの並びの「実行」ボタンを)クリックします。
  8. 現地請求分「仮明細」の「請求時レート」と「レート日」が設定された値に変更され、「小計」等の仮明細が各箇所が再計算されます。
    端数処理、小数点桁数など手動修正している場合は、自動計算後に手動での再修正が必要です。