ハーグ外内案件を作成する

ハーグ出願は「複数国・複数意匠について、単一書類・単一言語・単一通貨での一括出願手続が可能」となるものです。
root ipクラウドでは、「ハーグ出願」案件は「ハーグ個別」案件が所属する”まとめ”として作成し、
意匠ごとに作成する「ハーグ個別」案件で各国の管理を行います。

優先権は意匠ごとに設定されますので、ファミリーは意匠ごとに作成され、「ハーグ出願」案件は優先権の基礎ではないためファミリーに入ることはありません。
そのため、「ハーグ出願」案件はファミリーツリーは表示されません。
優先権を設定した場合は、「ハーグ個別」案件ごとにファミリーツリーが確認できます。

日本を指定国とするハーグ案件については、以下の手順で作成します。

1. 仮想案件を作成する
2. ハーグ外内案件を作成する

基礎出願として、「仮想案件-意匠-外内-ハーグ出願」を作成します。

1. 「メニューバー＞案件＞案件作成」をクリックします。
2. 「仮想案件-意匠-外内-ハーグ出願」をクリックします。
3. 「仮想案件」テーブル「仮想案件日付」にハーグ出願(国際出願)の出願日、「仮想案件番号」にハーグ出願(国際出願)の出願番号を入力します。

4. その他、各項目を入力し、「登録」ボタンをクリックします。
   各項目の説明はヘルプをご参照ください。
5. 「ハーグ出願案件」が作成されます。

優先権主張する場合は、「ハーグ出願」案件に加え、「仮想案件-意匠-外内-パリ優先権主張の基礎出願」も作成します。

1. 「メニューバー＞案件＞案件作成」をクリックします。
2. 「仮想案件-意匠-外内-パリ優先権主張の基礎出願」をクリックします。
3. 「国」を選択します。
4. 「仮想案件」テーブル「仮想案件日付」に基礎出願の出願日、「仮想案件番号」に基礎出願の出願番号、等を入力します。
5. その他、各項目を入力し、「登録」ボタンをクリックします。
   各項目の説明はヘルプをご参照ください。
6. 「パリ優先権主張の基礎出願」案件が作成されます。

日本を指定国とするハーグ案件を、「ハーグ外内」案件で作成します。

1. 「メニューバー＞案件＞案件作成」をクリックします。
2. 「出願-意匠-外内-ハーグ外内」をクリックします。
3. 「原出願」テーブル「親案件ID」に「ハーグ出願」案件の社内整理番号または出願番号を入力し、プルダウンから選択します。

4. 優先権主張する場合は、「パリ優先」テーブルの「作成」ボタンをクリックします。
   優先権主張しない場合は、手順7に進みます。

5. 基礎案件の社内整理番号または出願番号を入力し、選択します。
6. 基礎案件の情報を引き継ぎ、「パリ優先」テーブルに「出願日や出願番号が自動的に入力されます。

7. その他、各項目を入力し、「登録」ボタンをクリックします。
   各項目の説明はヘルプをご参照ください。
8. 「ハーグ外内」案件が作成されます。