IDSアクションができる流れ
root ipクラウドでは、IDS対応が必要な国に、自動的にIDSアクションができる仕様になっています。
具体的には、「ファミリにIDS対応国がある」×「ファミリにIDS対応OAアクションが登録される」ことで、自動的に「IDSアクション候補キュー」ができる仕組みが整備されています。
「IDSアクション候補キュー」とはIDS対応を行うか否かを判断するためのキューです。
「IDSアクション候補キュー」の段階で要否と対応期限を判断し、対応しない場合はキューを削除、対応する場合は期限を設定してキューを登録します。
「IDSアクション候補キュー」を登録すると、続いてIDSアクションを作成する「アクション作成キュー」ができます。
この「アクション作成キュー」を登録することで、IDS対応国案件にIDSアクションが登録されます。
「IDSアクション候補キュー」ができる条件
「IDSアクション候補キュー」は以下の順に条件が揃うと自動的にできる仕組みになっています。
- ファミリーにIDS対応国(国マスタでIDS対応Fにチェックが入っている国)がある
- ファミリーにIDS対応のOAアクション(発送書類マスタでIDS対応不要FがチェックされていないOAアクション)が登録される
IDSアクション候補キューの注意
②の後に①(OA発生の後にファミリー追加)の場合は、「IDSアクション候補キュー」できません。
案件の「ファミリー」タブ「IDS提出状況一覧」より「IDS候補キュー作成」文字をクリックし、IDS候補キューを作成します。
なお、条件を満たす場合も、最終処分案件はIDS非対象となり、「IDSアクション候補キュー」はできません。
「IDSアクション候補キュー」ができるための設定
国マスタの設定(IDS対応Fチェック)
IDS対応国はシステム標準で設定がされていますが、国マスタは自動更新はされませんので、必要に応じて設定ください。
- 「メニューバー>設定>マスタ一覧」をクリックします。
- マスタ一覧が表示されます。
- 「国」マスタをクリックします。
- IDS対応をする国のID欄のフォルダマークをクリックします。
- 「IDS対応F」にチェックします。
- 「更新」ボタンをクリックし、完了です。

発送書類マスタの設定(IDS不要Fチェックなし=IDS対応する)
- 「メニューバー>設定>マスタ一覧」をクリックします。
- マスタ一覧が表示されます。
- 「発送書類」マスタをクリックします。
- 「発送書類」マスタがダイアログ表示されます。
- IDS対応をする発送書類のID欄のフォルダマークをクリックします。
- 「IDS不要F」のチェックをはずします。
IDS不要Fのチェックをはずすことで「対応する」となります。 - 「更新」ボタンをクリックし、設定完了です。
