EESR(Extended European Search Report)の基本管理
EPC書誌の「調査報告書発行日」に日付を入力するとOAアクション「EPC調査報告 」の作成キューが作成され、OAアクション(期限なし)が登録されます。
①欧州案件のデータ>出願>EPC書誌テーブル内にある「調査報告書発行日」はこちらです↓。

②日付を入力すると、「EPC調査報告 / 発送日20**/**/**」というアクション名の「アクション作成キュー」のダイアログが立ち上がりますので、「キュー処理実行」をしてアクションを登録します。

③登録したアクションは「OAアクション」として管理されます。欧州案件のアクション>アクション一覧で確認できます。

④作成された「EPC調査報告」アクションに、クライアントへの納品期限や回答期限等の事務所内期限を追加で立てたい場合は、アクションを手動で追加してください。

アクション追加期限設定例
上記④で立てる所内期限のおおよその目安が決まっている場合は、「アクション追加期限設定」を行うと、EPC書誌内「調査報告書発行日」に日付が入力された後に、自動的に所内期限を立てるアクション作成キューを立ち上げることが出来ます。
例えば、「調査報告書発行日から5日後に出願人への納品期限を立てたい」という場合は以下のように設定します。

さらに、「出願人からの回答期限を1か月後に立てたい」という場合は以下のように設定します。

■アクション追加期限設定を行った後に「調査報告書発行日」に日付が入力された欧州案件には、以下のようなアクション作成キューが立ちあがりますので、キュー処理実行を押し、期限を立ててください。

EESR(Extended European Search Report)への応答期限の管理
発送書類マスタの登録
「EESR公開の約1ヶ月後に発行される応答要求の通知(規則70(2)、70a(2))に応答する期限を6ヶ月後に立てたい」場合は、「発送書類マスタ」に発送日から6か月(6m)の期限が立つような発送書類をマスタとして登録します。
固定メニューバー 設定>マスタ一覧>発送書類へと進み「発送書類追加」ボタンを押します。
書類の名前は皆様が分かりやすい文言で登録すると実際にOAを選択する時に迷いなく選択できます。
<設定例>
名前/名称:EP_EESRへの応答期限通知_Rules70(2)&70a(2)EPC
国:欧州特許庁
基本期限:6m

案件へのOA登録
①欧州案件のメニューバー アクションへと進み「アクション追加」ボタンを押して開くダイアログ内にあるOAアクション>「アクション追加」を押します。

②「発送日」には期限の基準となる日付を入力し、「発送書類」には、例えば「EP_EESRへの応答期限通知_Rules70(2)&70a(2)EPC」を選択します。

③発送書類が選択されると、発送書類マスタの「基本期限」に登録されている内容に基づき、期限計算がされ、アクション期限テーブル>期限日に日付が入力されます。
アクションテーブル左下の「登録」ボタンを押すと、期限が登録されます。
