本ガイドでは、特許庁データの取得・比較・案件への反映など、庁連携の基本的な流れを1ページで通してご案内します。特許庁連携をひととおり使えるようになりたい方向けのガイドです。

各機能の詳細は、リンクした個別マニュアルをご参照ください。

※掲載している画面は、機能のアップデートにより最新の表示・操作手順と異なる場合があります。最新の操作方法は本文の説明をご確認ください。

root ipクラウドの特許庁連携とは

root ipクラウドの特許庁連携機能は、特許庁が公開している特許情報標準データを取得し、事務所で管理している案件データと比較・反映するための仕組みです。

庁データの更新状況を確認しながら、案件情報を最新の状態に保つことができます。また、識別番号や出願番号から特許庁データを直接検索する機能も備えており、案件を作成する前の調査やウォッチングなどにも活用できます。

特許庁データは特許情報標準データを使用しており、J-PlatPatとは異なります。実態とタイムラグがある場合があるため、案件データを更新する際は必ず修正内容を確認してから更新してください。

特許庁連携機能

特許庁データと案件データを比較・修正する

特許庁データと案件データを比較し、差分がある場合に案件データを修正する方法を案内します。案件の「庁連携」タブから、書誌事項の比較(「案件比較」タブ)とOAアクションの比較(「OAアクション比較」タブ)を行えます。比較できるのは日本の公開案件のみです。

OAアクションの比較では特許庁データの履歴を取り込めますが、期限は立ちません。期限が必要な場合は、取り込んだアクションを編集して「自動期限設定」を行います。なお、審決データの履歴取込みには対応していないため、審決はHTML形式(proofデータ)での取込みを推奨しています。

関連マニュアル

特許庁データの更新状況を確認する

特許庁データの更新日順に案件を一覧化し、必要に応じて1件ずつ比較・更新する方法を案内します。「メニューバー>庁連携>案件庁データ更新日検索」、または案件検索画面の「案件庁データ更新日」タブから利用できます。

対象は日本(純国・外内)の特実意商の公開案件で、最終処分の案件は表示されません。リストは夜間に更新されるため、作成した案件は翌日以降に表示されます。月初に先月更新された案件を確認するなど、定期的な比較の運用に活用できます。

関連マニュアル

最終処分リストから最終処分を登録する

特許庁の処分情報とroot ipクラウドに登録されている最終処分を照合し、最終処分の登録候補を一覧で確認する方法を案内します。「メニューバー>庁連携>特許庁案件分析」の「最終処分リスト」タブから利用できます。「識別番号の種別」で「代理人」を選択すると、事務所の識別番号を代理人として検索できます。

検索やCSV出力を行っただけでは案件データは更新されません。出力したCSVを「メニューバー>設定>CSV操作」の「案件データ」タブ(最終処分)からインポートすることで、案件に最終処分を登録できます。一度に出力できるのは1,000件までで、最終処分または最終処分日がすでに登録されている案件はCSV出力できません。

関連マニュアル

特許庁データ検索

案件を作成していなくても、特許庁データやINPADOCデータを検索・表示できます。目的に応じて、次の機能を使い分けてください。

機能検索のキー主な用途
特許庁案件分析識別番号出願人・代理人ごとの出願/公開/登録の状況確認、案件作成
特許庁データ表示出願番号特定の出願の特許庁データ確認(複数案件検索は同じ法域で100件まで)
INPADOCデータ表示出願番号(国コード指定)外国を含むファミリ・書誌事項の確認
庁連携ウォッチリスト出願番号リスト案件を作成せずに他社出願などの経過を継続確認

識別番号から特許庁データを検索する

識別番号を指定して、特許庁データを検索・分析する方法を案内します。「メニューバー>庁連携>特許庁案件分析」から利用でき、日本の公開案件のみ表示されます。「特許庁識別番号設定」に事務所やクライアントの識別番号を登録しておくと、アクセス時に常にその検索結果が表示されます。「出願リスト」「公開リスト」などのタブからは、特許庁データを使った案件作成も可能です。

関連マニュアル

出願番号から特許庁データを検索する

出願番号を指定して、特許庁データを検索・表示する方法を案内します。「メニューバー>庁連携>特許庁データ表示」から利用でき、日本の公開案件のみ表示されます。「複数案件検索」では、同じ法域で100件まで一度に検索できます。検索したリストから案件を作成することもできます。

関連マニュアル

INPADOCデータ表示

欧州特許庁(EPO)のINPADOC(世界各国の特許の書誌事項のデータベース)のデータを表示する方法を案内します。「メニューバー>庁連携>INPADOCデータ表示」から利用できます。外国案件は仕様の違いにより正しいデータがヒットしない場合があるため、その場合は対応する日本出願の番号でお試しください。

関連マニュアル

庁連携ウォッチリストで庁データを一覧表示する

出願番号のリストを保存し、対象案件の庁データを一覧表示する方法を案内します。「メニューバー>庁連携>庁連携ウォッチリスト」から登録・閲覧できます。案件を作成せずに庁データで経過を確認できるため、クライアントの競合他社の出願などのウォッチングに活用できます。ウォッチリストは複数作成でき、表示されるのは日本の公開案件のみです。

関連マニュアル