商標_使用宣誓書提出期限の管理の運用例を教えてください
国によっては、複数回、様々なタイミングで提出をする必要のある商標の「使用宣誓書」。
今回はフィリピンを例に、以下のようなタイミングで使用宣誓書の提出期限をrootipでどのように管理可能かご紹介します。
- 出願から3年目
- 登録から5年を経過した日から1年以内
- 商標の更新日から1年以内
- 商標の更新日から5年を経過した日から1年以内
・出願から3年目の期限管理
標準アクショントリガ設定で、「出願日」が入力されたら「使用宣誓書提出(出願時)」というアクションが立つよう設定を行うと、案件>出願手続テーブルの出願日に日付が入力された際に、アクション作成キューが立つようになります。
<標準アクショントリガ設定例>

<アクション作成キュー>

<注意点>
現状、標準アクショントリガの項目を増やすことが出来ない仕様で、かつ、標準アクショントリガ設定で同じアクションを複数回たてることができないため、
「使用宣誓書提出(出願時)」は、出願から3年目の期限を、出願日が入力されたら立てる、という設定にのみにご利用ください。
・登録から5年を経過した日から1年以内 の期限管理
標準アクションの「使用宣誓書提出(登録後)」をご活用ください。
以下マニュアルをご参照いただき設定をお試しください。
アメリカの商標の使用宣誓書(5~6年目)のアクションはどのように作成したらよいですか?また自動でアクションを作成する設定はできますか?
・商標の更新日から1年以内/商標の更新日から5年を経過した日から1年以内 の期限管理
OAアクション、または、ユーザアクションで管理をお願いいたします。
例えば、発送書類マスタで管理をする場合は、2種類の期限名と基本期限を登録することで、案件のアクション発送日にトリガとなる日付(設定登録日や更新日)を入力したら、自動的に期限を計算する、という管理は可能です。
操作をお試ししたい方は、発送書類マスタのCSVデータをご用意致しましたので、お手隙の際に、テスト環境でCSV操作で発送書類マスタを更新し、フィリピン案件でアクションの追加をお試しください。
発送書類マスタの取込方法と案件内での操作方法
①固定メニューバー設定>CSV操作>案件/アクションマスタ>発送書類>インポート操作>発送書類CSVを読込、へと進み、添付のCSVデータを指定してください。
以下のような画面が表示されますので、全選択⇒一括登録へと進んでください。

②取込が完了しましたら、フィリピン案件の案件メニューバー アクション>OAアクションからアクションの追加へと進み、発送日に日付を入力すると、発送書類欄に以下のような候補が表示されますので、いずれかを選択します。

③アクション期限テーブルに、発送書類マスタに登録された基本期限に基づき、期限計算された日付が期限日に反映されます。
